緑内障の治療法を知る

まつ毛が伸びることで有名!?緑内障の治療法とは

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緑内障の治療法の画像
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この記事の所要時間: 237

こんにちは。サイト管理人のメシルです。

現在の緑内障の治療は、完治することが目的ではなく、進行を防止したり、遅らせたりするための治療です。

なぜ、完治出来ないかというと、現時点の医療では一度失われた神経を再生する方法が無いからです。

とは言え、メシルのtwitter icon-clipboard でもツイートした通り、googleが眼球に電子デバイスを埋め込み視力改善する仕組みを特許出願したり、京都府立医大の研究グループが緑内障の進行を抑える化合物を発見したりと、日々医療も進歩してきています。

緑内障の主な原因としては、以前、下記の記事に書いている通り、眼圧による視神経の損傷です。
視神経が損傷することにより、視神経束欠損や視神経乳頭が大きくなるなどの症状が診られます。

「緑内障になりたくない方必見!私が目の病気になった原因とは…」の記事はこちら icon-arrow-right 

私は正常眼圧緑内障の疑いですが、この病気でさえも、さらに眼圧を抑えることで病気の進行を遅らせることができる可能性があります

緑内障の治療法としては、薬物療法、レーザー治療、手術があります。
すべての緑内障に対して同じ治療効果がある訳ではありません。

眼科の医師と相談しながら、治療方針を決定していきましょう。

薬物療法

緑内障の治療として、まず最初に用いられるのが薬物療法です。

薬物療法は主に目薬で、緑内障の種類や病気の進行度合い、眼圧の高さなどに応じて処方されます。

緑内障の目薬だけで、十数種類以上あると言われています。
一種類の目薬だけで効果が少ないと判断した場合、複数の目薬を調合し処方されます。

目薬の効果としては、房水の生産量を抑えること房水の排出を促すことで眼圧を下げる治療を行います。

目薬は1日2回に分けて注す事が一般的ですが、眼科の医師と相談してください。

症状に改善が診られないといってやめてしまわず、根気よく続けていくことが重要です。

目薬に関しては、「緑内障の治療用目薬の種類や副作用など徹底分析 icon-arrow-right 」の記事で詳しく解説しています。

目薬の注意するポイント

緑内障の目薬は、眼圧を下げるものであり、目の痛みをとる薬ではありません。
つまり、緑内障の目薬は実感が沸きづらいものなのです。

そのため、間隔を空けず数滴目薬を注した方が効きそうなイメージですが、実は、目には1滴分しか吸収されません。
2滴目以降は、ただ副作用の為に注しているようなものです。

目薬の副作用とは

緑内障の目薬の副作用として有名なのが、まつ毛が伸びることです。

「ほんまでっか!?TV」の生物学評論家の池田清彦先生が、緑内障の目薬で自身の左側のまつ毛がどんどん伸びている事を明かしました。

実際にまつ毛を長く濃くする薬として正式に承認されている医薬品です。

あとは、瞼の周りに付着した状態にすると、黒くなります。

目薬の点眼後に洗顔や、濡れタオルで拭き取ることで、これらの副作用を防ぐことができます。

レーザー治療

目薬での治療でも眼圧が下がらない場合や、視野欠損が進行する場合は、レーザー治療が行われます。

レーザー治療に掛かる所要時間は5~10分程度で、痛みはレーザー時に少しある程度だそうです。

入院することなく、外来通院で受けられます。

レーザー治療には主に2つの方法があります。

選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)

主に開放隅角緑内障に対して行う治療です。

線維柱帯に照射することで 、房水の出口の細胞を活性化させ、眼圧を下げることに期待できます。

レーザー虹彩切開術(LI)

閉塞隅角緑内障に対して、急性緑内障の発作予防として行う治療です。

虹彩に孔を開けて、眼内の房水の流れを変えることで、眼圧を下げることに期待できます。

手術

薬物療法やレーザー治療で眼圧が下がらない場合や、視野欠損が進行する場合は、手術が行われます。

手術に掛かる所要時間は60~90分程度で、入院が必要となります。

手術には主に3つの方法があります。

線維柱帯切開術

眼内のシュレム管(排水管)を切開し、房水の排水効率を改善する手術です。

線維柱帯切除術より効果が低いとされていますが、若年層には有効な手術です。

手術直後には必ず眼内出血が見られ、視力は低下しますが数日で改善します。

線維柱帯切除術と比べ、合併症が少ない安全な手術です。

この線維柱帯切開術は、術後5日ほどで退院可能です。

線維柱帯切除術

眼内と結膜下の間にバイパスを作成し、房水の出口を別に作り排水効率を改善する手術です。

眼圧の低下には最も効果が期待できる手術です。

手術後より眼圧が安定するまで、目のマッサージやレーザーによる縫合糸の切開、結膜の再縫合など色々な治療が必要になります。

また手術後は、眼球表面の細菌が目の中に入らないよう、感染症対策も重要です。

手術後3年ほどで効果が落ちてくるので、再度手術を必要とする場合があります。

線維柱帯切除術は術後2週間ほど入院が必要です。

隅角癒着解離術

房水の流れ出る線維柱帯に虹彩が癒着した為、流れにくくなった部分を剥がす手術です。
手術後、隅角が開き、房水はシュレム管へ流れ出る為、眼圧低下に期待できます。
また手術数日経過後、剥がした場所がまた再癒着しないよう虹彩の根元にレーザー治療を施す場合があります。

隅角癒着解離術は術後2週間ほど入院が必要です。

まとめ

  • 薬物療法は、目薬を1日2回目安に点眼する治療法
  • レーザー治療は、SLTとLIの2種類あり、房水の流れをスムーズにさせる治療法
  • 手術は、線維柱帯の切開と切除と剥離の3種類あり、房水の流れをスムーズにさせる治療法

今回ご紹介した治療法で眼圧が下がったとしても、定期的な眼圧管理は必要です。
あなたに合った眼圧数値の目標を眼科の医師と決め、最善の治療法を用いて、緑内障が進行しないよう心がける事が大切です。

緑内障の手術に関しては「緑内障の手術方法や手術後の注意点を詳しく解説 icon-arrow-right 」の記事でも詳しく解説しています。

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