こんにちは。サイト管理人のメシルです。
緑内障を患っていて、運転をよくされる方はたくさんいらっしゃるかと思います。
仕事、買い物、旅行、どのシーンにおいても活躍しますが、今一度、緑内障と運転について考えてみませんか?
緑内障でも車の運転は法的に可能なのか
一種免許(大型自動車・けん引免許は除く)・大型特殊・自動二輪・普通仮免許の交付条件の適性検査(視力)として、下記が規定となります。
- 両眼で0.7以上
- 片眼で0.3以上
- 片眼が0.3未満の場合は他眼の視力が0.7以上で視野が左右150度以上
上記の条件を満たしていれば、たとえ緑内障を患っていたとしても、車の運転をすることは可能です。
緑内障でも免許証の交付を受けられるのか
適性検査の視力条件が満たされていれば、交付を受けることは十分可能といえます。
ただそれは、緑内障の進行が初期に近い状態で抑えられていればの話であり、中期や末期状態になると視野が半分以上欠け、身体障害者6級の基準として認定されるので、交付されることは難しいといえます。
そもそも、緑内障は視野が狭くなる病気なので、運転中に何か飛び出してきても気づかないことへ繋がり、交通事故のリスクとなります。
自分の身を守る意味として捉え、目の状態が悪く感じた場合は運転を控えた方がいいでしょう。
緑内障で運転する際の注意点
緑内障の進行を抑える
言わずもがな、緑内障の進行を抑えるために、定期的に病院で緑内障検査を行い、処方された点眼薬の用法用量を守って使用しましょう。
また、緑内障における禁忌(絶対NG!緑内障を悪化させる禁忌とは )や、運動( キツくない運動で緑内障の眼圧をコントロール )や、食事( 緑内障発症率20%減少!?眼圧を抑える食事とは )や、サプリ( 充血や眼精疲労や目の病気に【小林製薬】ルテインサプリを試した私の口コミは? )などで、予防や目の調子の改善を心がけ、緑内障の進行を抑えましょう。
目の疲れを感じた時は休憩を挟む
目の疲れや眼精疲労を感じ、目の痛み、かすみ、眩しさ、目の充血、頭痛、吐き気、肩こりなど症状が出た場合は、休憩するように心がけ、治ってから運転をするか、あるいは同乗者に運転を交代してもらいましょう。
目の疲れや眼精疲労は「眼精疲労はどうやって治す?原因や症状と改善法をご紹介 」の記事で紹介しています。
視野が狭いと感じたら運転を控える
免許証交付の適性検査条件に沿っていたとしても、視野が狭いと感じた時点で、運転を控えることが得策です。
やはり事故を起こしてしまっては、自身はおろか被害者まで出す可能性があり、もはやモラルの問題ともいえます。
また、閉塞隅角緑内障の方は、たとえ初期状態だとしても急性緑内障を発症する恐れがあるので、自身の健康状態を把握された上で、注意して運転してください。
まとめ
- 緑内障でも車の運転は法的に可能
- 緑内障でも免許証の交付を受けられる
- 緑内障で運転する際の注意点
車は非常に便利ですし、都心以外に住まれている方は、なおさら必要性を感じることも多いでしょうか、万が一、事故を起こした場合を想像してみてください。
その後の人生において、大きな分岐点となることは間違いないでしょうから、そうしたことを頭の片隅に置いておきましょう。